雑草シリーズ8

 

こんにちは!浦和正光園です!

425日に3度目の緊急事態宣言が大阪や東京などに発令されました。

埼玉県は今現在では蔓延防止等重点措置ですが、いつ緊急事態宣言が発令されてもおかしくない状況です。

 

コロナ禍での生活も、もう1年以上が経過しています。未だ何も変わらず毎日不安や恐怖、苛立ちや怒り悲しみと言った色々な感情に振り回されています。

私たちが出来るのは三密を避け、不要な外出はしない。手洗い消毒、うがいやマスクを徹底実施することです。

少しでも早くコロナが終息するよう祈るばかりです。

 

そんな中でも、春になるとたくさんの草花が顔を出し私たちの心を楽しませてくれます。花や緑は癒しの効果もあります。

草花だけではなく雑草たちもぐんぐん成長してきます。

 

8回目の今回は春を感じさせる雑草の紹介です。

黄色い花がかわいいタンポポ。

タンポポという名前もとてもかわいい響きですよね。

タンポポは公園、野原、アスファルトの隙間などどこでも生えてきます。

根は太くながいので、最後まで掘るのはなかなか難しいです。

葉はギザギザとした切り込みがあり放射状に広がっています。

⬇️こちらはセイヨウタンポポです。

横から見ると(花の下の緑のガク部分)総苞外片が反り返っているのでニホンタンポポと区別する事ができます。

在来種のニホンタンポポは激減しているので、よく見かけるほとんどはセイヨウタンポポです。

種子の丸い綿毛がまたかわいいですよね。

付け根の茶色部分は風に乗って遠くまで飛んで行き地面に着地できるように重りの役目をしています。タンポポの生き残る知恵ですね。

 

⬇️スミレ

スミレはとても種類が多い植物で、自然交雑種もあるので一体何品種あるのか分かりません。

お花屋さんに売られているパンジーやビオラもスミレ科スミレ属です。

その姿、形はとても可憐でかわいらしいですが、少しの土でも生えてくる逞しさを持っています。

葉の形は写真のように細長いタイプと少し大きな丸いタイプと様々あります。

スミレも種を少しでも遠くに運びたいため種のサヤが熟すと中から飛び出す仕組みになっています。また、種は甘いので蟻が遠くまで運んでくれます。

タンポポ同様生き残るための知恵ですね。

 

どこにでも生えて野生化し増えるので雑草としましたが、綺麗な紫色の花を咲かせるかわいい草花なので、育てていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

抜いてしまうのは可哀想ですよね。

アスファルトに生えていると何故か逆に守ってあげたくなります。

 

 ※お知らせ※

ゴールデンウィークは53.4.5日と休業いたします。

6日から通常営業いたします。

よろしくお願いいたします。

 

竹林で袖垣根を作りました

 

こんにちは!浦和正光園です!

春らしい陽気に心踊らせていたのも束の間、ここ最近は雨が降ったりで少し肌寒く感じますね。皆様 体調は崩されていませんか?

何かと慌ただしい4月ですが、心に余裕を持って行きましょう。

 

さて、先日の作業は

お客様からの強い希望で敷地にある竹林の竹を使って袖垣根を作ってほしいと依頼を受けました。

こちらのお宅には手付かずの広い竹林がありました。なんとかそれを利用できないかという事でリサイクルです。

やはり既製品とは違い長さや太さも様々ですので試行錯誤しながらの作業です。時間も掛かってしまいましたがなんとか完成しました!

 

出来上がりに大変喜んでいただき幸いです。

 

作る責任そして喜び、使う喜び愛着が湧きますよね。資源を大切にする自然環境に配慮するエシカルな思いです。

 

長く大切にしていただけると思います。

ありがとうございました。

 

 

クヌギの木を伐採しました。

 

こんにちは!浦和正光園です!

4月 春本番!桜が満開を迎えてこれからきっと気温もぐんぐん上昇してくるでしょう。

桜と言えばソメイヨシノですが、街を歩いているとそれとは違うたくさんの桜を目にします。一体何種類あるのでしょう?変種や、園芸品種など色や形、大きさが様々で何百種とあると言われています。

 

4月は新年度です。新たな気持ちで頑張っていきましょう!

 

さて、先週から行っている伐採作業ですが、本日無事完了いたしました。

公園になっている山に自生しているクヌギの樹木の伐採と剪定を地主さんより御依頼いただきました。

クヌギは20mくらいの樹高になります。

樹齢100年を超える樹木たちですが、根元の腐食が進んでいる事。そして、台風などの災害に備える為に残念ながら伐採、強剪定に至りました。

近所の小さな公園ですが、

夏はセミやカブトムシがやって来て賑やかに、そして大きな日陰を作ってくれました。

秋にはたくさんのドングリをつけて子ども達を楽しませてくれました。

 

私たちがここに住むずっと昔から根を張り見守ってくれた樹木たち。

 

なんだか寂しいです

 

 

そんな思いを抱き感謝しながらの作業となりました。

 

きっとまた新しい芽を出してくれると思います。